「親」

「親思う心にまさる親心」
  {親を思う子の心よりも子を思う親の心は深い}吉田松陰
「親」という漢字は、‘木の上に立って見る‘と書きます。まさに親が子供を
高い所もしくは、離れた所から子供を見ていると言うことでしょうか。
 今回私は、「親」という漢字に秘められたルーツを探って見ました。    「親」から連想されるルーツとは、人間が本来持っている五感(視覚・聴覚・臭覚・味覚・触覚)ではないかと考察しました。それと「親」と言うのは子供がいなければ呼ばないのですから親=子供なのです。この親子関係は、子供が産まれれば親と子供が五感で接し、お互いにスキンシップを図りつつ、親が子供に五感を教えるといったことが日常生活であり、よく「おふくろの味」「家庭の味」と言われる由縁ではないでしょうか。そして、子供に対し子供の成長に合わせての「アドバイスであったり」「愛情であったり」「しつけであったり」するのが家庭教育ではなかったでしょうか。このことが自然であり、その家庭の特長・特色であったはずです。それが最近「親」の存在感が薄れ・崩れていくことへの危機感をもって対処の必要性が叫ばれています。
 すなわち「親」の家庭教育も時代に即したものでなければならないと思います。
 21世紀は「科学と心の文化・文明の調和」だと言われます。ぜひとも、ご家庭の「親」が五感プラス心(♡)を持って接してほしいと願いたいものですね。
 最後に、「子供は、いつの時代にも輝いてほしい!子供の未来に笑顔と感動を」     本間