初めまして!

こんばんは。

 

今月から第2週目のブログ担当になりました、フロントの宮井と申します。
よろしくお願いします(*^ω^*)

 

いきなりですか、先日プライベートで東京に遊びに行きました。淡路島のお土産と共に、東京に住む友達に会ってきました。

 

今回お土産に選んだのが、こちらです。

優しくて懐かしい味の、可愛らしいサブレです。

 

さて、この島ちどりのパッケージの左下部分に、和歌が書かれている事にお気づきでしょうか。

 

淡路島かよふ千鳥の鳴く声に幾夜寝覚めぬ須磨の関守

 

これは百人一首の78番で、源兼昌が詠んだ歌です。

淡路島から渡ってくる千鳥の鳴き声で、須磨の関守は幾夜目を覚ましたのだろう

という意味だそうです!

 

その昔、須磨も淡路島も流刑地でした。須磨には光源氏が、淡路島には淳仁天皇や恒武天皇の弟が流されて来たそうです。このような歴史をふまえて考えると、とても深い意味のある歌な気がしてきます。なんだか、少し冷たくて寂しい気持ちになります。また、千鳥は和歌では冬の景物とされているので、この歌は今の寒い季節にぴったりですね。

 

現在では明石海峡大橋が淡路島と須磨/舞子を繋ぎ、便利になっただけでなく、有名な観光スポットになりました!淡路島や須磨で生きてきた人たちが、夢を抱き、凄まじい努力をしてこられた結果ではないでしょうか。

(かつて淡路周辺を飛んでいたこの千鳥も、富士山を通り過ぎ、東京まで行って来ました!!)

 

当館では、想い出帳を持って来られるお客様には、この和歌を書いて渡しています。皆様の淡路島での旅行と当館での滞在が、日々の疲れを癒し、明日からも頑張ろうと思える素敵なひと時となるよう、お手伝いできればと思います(^^)

 

 

最初から長々と書いてしまいましたが、改めて、これからよろしくお願いします♩
フロント 宮井