淡路巨石伝説・・・潜り岩

 私の住む地区には潜り岩と呼ばれる巨石がある。
 その威容は大小取り混ぜて20数個。最大の岩は幅5m、高さ3m、奥行4mぐ
 らいあるが地中に埋もれた部分があるから重さは分らない。その他に大きい
 のは5個あり巨岩伝説には充分該当する。
 山の斜面に張り付き、この前の阪神淡路大震災の時は落下するのでは?と心
 配された。
 高倉山の北西部の中腹に位置し、下の岩より最上部まで約5.5m。その中
 央部辺りに人が中腰で潜れるほどの穴?・・空間が西から東へ抜けており宇
 賀の御魂が祭られている。
 この穴には伝説があり、江戸時代安永の頃当村石ケ谷住人仁兵衛という農夫が
 雨宿りの為入口より4mほど入ったところで大蛇の頭と遭遇し驚き走り帰った
 村人にその模様を伝えた。以後誰も入っていないと言う。現在は道が整備さ
 れてなく訪れるのは地元の人のみである。
百聞は一見にしかず・・一度見学に来ては?
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               フロント 平野でーす